インターネット広告出向のためのリサーチデータベース Google Ad Planner
2009年6月9日
Googleの新サービスで、インターネット広告出向のためのリサーチデータベース Google Ad Plannerがおもしろそうです。
Google Ad Plannerの概要はPV(ページビュー)やUV(ユニークビジター数)の多いサイトのデータ概要を一覧で表示できるものです。
特に素晴らしいのが、デモグラフィックス分析の機能です。性別・年齢・学歴・所得のような項目からデータをソートすることができるので、自社のサービスや商品のターゲットユーザーが一番よく訪問するサイトはどこか?などを考える際に有効利用できるかと思います。
データの元となるのはGoogleAnalyticsあたりのデータを利用しているそうなので、ログイン認証でクローラーが回れないようなmixiといった超メジャーサイトは統計に入っていませんのでその辺りを考慮して利用しなければいけません。
この記事の内容
ユーザーインターフェイス
今の所、英語での表示にしか対応していないようですが、特に難しい文章や単語は使用されていないので、十分利用できると思います。
使い方としては、まずはメニュータブのBegin ReserchをクリックしてGeographics(ゲオグラフィックス)分析の項目の国別の項目をJapanにして言語をJapaneseにしてみましょう。国内の有名サイトのデータがずらりと表示されます。慣れてきたら、Geographics(ゲオグラフィックス:地理的要因分析)やPre-Defined Audiences(設定済みユーザー層別分析)やDemographics(デモグラフィックス:人口統計分析)などの項目をソートして色々触ってみましょう。プランなどを作成して登録していくことで、効率よく使用していけると思います。
Geographics(ゲオグラフィックス:地理的要因分析)
Geographics(ゲオグラフィックス)の項目では、各都道府県までソートできるので、地域ごとの市場分析にも利用できると思います。
Pre-Defined Audiences(設定済みユーザー層別分析)
現在では米国のみのサービスのようです、アクティブなインターネットユーザーや職業別など様々なユーザー層のプリセットが用意されています。
Demographics(デモグラフィックス:人口統計分析)
性別・年齢・学歴・所得などの項目でソートすることができます。
データを取ったら以前私がご紹介した『WEBディレクションで使うIAツール』にあるようなセグメントターゲティングツールなどにデータを入力して利用するのも良いかもしれません。