Google向けのSEO対策のポイント
更新日:2009年3月20日|公開日:2009年3月20日
Google側からGoogleにおいてのSEOのポイントについて言及があったようだ。Googleは以前から「Google’s Search Engine Optimization Starter Guide [PDF]」などを配布するなど正しいSEOについて多くのアドバイスを行っている。今回のSEOに対してのアドバイスのポイントを以下にまとめたいと思います。
- 好ましいURLは重要な方から順に『long-haired-dogs.html』『long_haired_dogs.html』『longhaireddogs.html』のようになる。=単語の区切りは-が良いようです。
- GoogleではTrustRankは使っておらず、むしろそうした効果がでないように抑制している=TrustRankとはPageRankとは別の、信頼性という観点から Webページを評価するアルゴリズムのことをいいます。
- 有料リンクやテキストリンク広告は自動的に見つけ出してランキングに反映させている
- 重複するコンテンツに関しても処理をおこなっている
MovableTypeなどのCMSでのドメイン内のリンクの重複やMlutiBlogなどを利用してクロスドメイン内での重複するコンテンツについてはどうなんだろうと思っていたところ、重複するコンテンツについてのアドバイスもあった。
ドメイン内重複コンテンツについて
- レギュラーページと印刷ページ、どちらかが検索では表示される
- CMSが生成する複数URLはもっともベストと考えられるURLが使われる
- アクセスを稼ぐために故意に重複させたと考えられるコンテンツに対してはインデックスやランキングを調整して対処している
クロスドメイン重複コンテンツについて
- コンテンツスクラップは自動的に検出して対処している。コンテンツスクラップの方がランキングが上位に来ている場合、Robots.txtでアクセスを拒否していないか、Googleのコンテンツガイドラインに違反していないか、またはSitemapsのチェックなどを実施してみてほしい
- 同時掲載をした場合でオリジナルのランキングをあげたい場合、オリジナルサイトへのリンクをほかのページに掲載するようにすればよい
- より人気の高いサイトにコンテンツスクラップされてしまったら、GoogleにDMCAリクエストを申請する
重複するコンテンツについてURL正規化タグ link rel=”canonical”についてはふれていなかったが、robot.txtやこういったリンクの対処で検索エンジンに教えてあげるのが良い処置なのかもしれない。