石の上にも3年
2006年11月29日
来月で転職して1年が経ちます。日々の業務の間をぬってはRSSを購読しながらマーケティング情報、スクリプト関連の情報、業界の動向といった情報をひたすらインプットし続けてきました。
一日の三分の一がRSSリーダーを眺めてる日もありました。この1年間で会社からお金をもらいながら色々な勉強ができたと思う。会社にはとても感謝をしているが、そういったインプットによって華やかな外の世界を見てしまうと今の自分の仕事に不満を覚えてくるようにもなりました。
以下で不満感を大きい順にリストアップすると。
- 単純労働において時間を切り売りしている事
- 会社のビジネスモデルがゆえにクオリティの低い仕事をしている事
- エンドユーザーとの接点がない事
- デザインは形として利益という成果を生みにくいという事
- ゼロから物を作るというのはかなり疲労がたまるという事
そこで今後のために解決策を考えてみました。
不満1の解決策
フリーランスになるしかない。
※制作を委託するフリーランスは形態を変えただけの単純労働の時間の切り売りだと思うので、本当の意味での時間の切り売りをしないフリーランスは相当難しいんだけど。
不満2の解決策
会社を変える、もしくは組織の方針をかえる。
※後者はあまり現実味がないなぁ….
不満3の解決策
ポジションを替える。(デザイナー→ディレクターなど)
分業制のない小さい組織に移る。
不満4の解決策
デザイナーをやめる。
不満5の解決策
スクリプトやコードをリサイクルする仕事スタイルに切り替える。
知識や知恵といった蓄積されたものを提供する側に立つ。
この5つの不満をリストアップすることで、解決するためにはやっぱりまだまだ技術的なスキルと対人関係におけるマネジメント力が必要なんだなってわかった。石の上にも3年とは同じことを我慢することじゃなく色々なことを吸収し、変化をとげながら好奇心のある分野を研ぎ澄ましてくことなのかもしれない。現在の状況を変えるためには、まだまだがんばらないといけないと日々痛感します。