WordPressの創造者について

2007年5月29日

WordPressの創造者であるMatt Mullenwegという人物の紹介をしたいと思います。

WordPressはライセンスがフリーのブログ構築ツールとして有名で、最近では北欧や東南アジアを中心にシェアが急増し、世界でのブログのシェアはMovabletypeを追い越しています。

MullenwegはWordpressを作った人物で現在23歳という若さです。元々はCNETに在籍していてWordpressやブログの開発などに関わっていたようです。そして、なんとWordpressを作ったときは弱冠19歳という若さには驚きです。

そして、彼はWordpressに専念するためCNETを退社し現在はAutomatticという会社を立ち上げ、WordPress.org，WordPress.comのほか，Akismetや，掲示板やフォーラム構築ソフトの”bbPress”や各種プラグインの開発といった事業を展開しています。

Automatticの事業は常にオープンソースであることを掲げ、WEBにムーブメントを起こすことを理念に運営されているようです。

この業界は10代でもとんでもないムーブメントを起こしてますからすごいですね。まさにITドリーム。ついこないだもアメリカの学生が誰でも文書をアップして公開することができ、対応している7つの文書フォーマットなら、Excelの表もPDFファイルもブラウザで閲覧可能なフォーマットに変換してくれるというScribdという素晴らしいサービスを立ち上げて、全世界で注目を浴びていたのが記憶に新しいところですが、10代のITにおける情熱の力は本当にすごいですね。

僕がWEBに魅了されている部分はこのオープンマインドなのかもしれません。僕のような少しコンピューターをさわれる程度の人間が費用をかけずに情報を世界に発信できる、色々な便利なサービスを利用できる、最先端のプログラムを簡単に使用できる、そんなところに魅力を感じています。

僕にとってのオープンソースは、仕事では体験することのできない事や可能性に挑戦できるツールなんだと思います。彼の成し遂げた事や、これから成し遂げていく事というのはWEBクリエーターなら誰もが憧れるのではないでしょうか？