JIS X 8341-3:2016について
2023年12月4日
自治体や日本の企業などのWEBサイトのアクセシビリティの指針でよく見かける「JIS X 8341-3:2016」について解説します。
JIS X 8341-3:2016とは
JIS X 8341-3:2016はWCAG(Web Content Accessibility Guidelines)2.0を元に情報通信アクセス協議会・ウェブアクセシビリティ基盤委員会が2016年に独自に定めたものになります。
もうすでに7~8年(執筆時:2023年12月)も経過しているんですね。WCAGについては2.1や2.2、3も進行中とのことです。なので少し古い規格なのかなと個人的には思っています。
またレベルはA、AA、AAAと3段階あります。自治体や企業もAAを目標とすべきと一般的には言われています。
チェック項目
チェック項目は達成基準ごとにA、AA、AAAと適合レベルが分かれています。AAAがより厳格な適合レベルになります。
デジタル庁で上記の概要説明付きのエクセル版がアップされていました。
具体的な実装チェックや解説について
表だけではどのような点に気を付けて、どういったチェックをすれば良いかわからないと思います。テキストの解説にはなりますが、基本的にはWCAG(Web Content Accessibility Guidelines)2.0がベースになっているので以下のリソースを参照する形になります。