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MAの運用⑥ MAへの落とし込み【 カスタマージャーニーマップの 落とし込み】

2017年8月8日

事前の準備ができればキャンペーンを利用してカスタマージャーニーマップのシナリオを設定していきます。今回の記事でMAの運用シリーズは終了です。

mautic_eye.jpg

まずはMauticの心臓部といってもいい主要機能の「キャンペーン」を設定していきます。

この記事の内容

キャンペーンの作成

Mauticでマーケティング活動の自動化をプログラムしていく機能になります。

キャンペーン | Mautic Documentation

前章から大学進学を考える高校生と保護者を例に色々と解説してきましたが、今回は実際の設定画面を掲載していくので、テスト的にこのブログにMAを導入した例で解説していきます。

まずはキャンペーンの作成を行いキャンペーンビルダーを起動して専用のGUIで組んでいきます。

campaign01.jpg

落とし込むシナリオ設計

キャンペーン名は「モックテンプレートを利用してくれたユーザーへの対応」とします。

以前にモックのHTMLのテンプレートの記事を書いたのですが、サンプルでそれのZIPデータをデータアセットに使ってみました。(氏名入れてまでダウンロードするようなものではないのですが、勉強がてらの実験という事で…。)

WEBページのモック作成テンプレート

シナリオ

  1. 特定のフォーム(今回はモックテンプレートダウンロードフォーム)を送信したコンタクトを収集
  2. 特定のアセット(今回はモックテンプレート一式)をダウンロードされたらお礼メール自動送信
  3. お礼メールが開封されたらコンタクトをホットリード(ステージ名)にステージ移動

上記のようなシナリオを自動で行うように落とし込みます。

各項目は以下のような画面でプログラムしていけます。

campaign02.jpg

設定した画面は以下のような形です。

campaign03.jpg

またインストールした場合、コンタクトやキャンペーンの状態を更新するためにクーロンをあらかじめ設定しておかないといけません。

クーロンのコードは以下になります。

セグメントの更新

php /path/to/mautic/app/console mautic:segments:update

キャンペーンの更新

php /path/to/mautic/app/console mautic:campaigns:rebuild

キャンペーンアクションの実行

php /path/to/mautic/app/console mautic:campaigns:trigger

私も勉強中なので、概要のみしかわかっておらず、実際に使うとなると以下のような点が気になっています。これらもわかり次第ブログにアップしていければと思います。