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汎用的に使えるWEBサイトのコンテンツ

2008年5月18日

新規立ち上げでWEBサイトを立ち上げる際によく使われていて、かつビジネスにおいて効果の期待できるコンテンツの説明と役割をまとめてみようと思います。自社のビジネス形態や規模に合う合わないはあるかと思いますが、汎用的なコンテンツなので初めてサイト設計をするという方の参考になればと思います。

この記事の内容

基本コンテンツ

商品・サービス紹介
商品やサービスの内容の説明ページです。商品やサービスラインナップが多ければ多いほどページのボリュームは多くなります。
お問い合わせ
商品・サービスに関する問い合わせをメールフォームにて受けるページです。最終的にこのページから問い合わせを受け、その後のやり取りによって成約して、始めてWEBサイトの効果があるといえるでしょう。最近では入力項目の数や入力補助機能といったフォームのユーザビリティが離脱率を下げるために効果的であると言われています。
会社案内
自社の概要や沿革、代表挨拶、アクセスマップなどを掲載するページです。自社に関する情報をユーザーに知ってもらうためのページです。
リクルート情報
自社のサービスを提供するために必要な人材を募集するページです。最近ではリクルートページのSEOも脚光を浴びきています。自社に興味を持ってくれている人材に見つけてもらいやすくする工夫は大事であると思います。
サイトマップ
ページ全体を一覧できるWEBサイトの案内板の役割を担ったページです。ページ数の少ないサイトではあまり必要ないかとは思いますが、ページ数の膨大なサイトであれば、ユーザーが目的の情報にたどり着ける道先案内の役割を果たします。百貨店やモールに行ってまず案内図を見るという人も多いように、初めてのWEBサイトをおと連れた時にまずサイトマップを見るという人も少なからずいるでしょう。
利用規約・個人情報保護
サービスに関する利用規約やユーザーの大切な個人情報をどう扱うかを明記するページになります。お互いの後々のトラブル回避のためにもかならず必要なページであると考えています。

その他のコンテンツ

FAQ
Q&A形式でお客様から寄せられるよくある質問を掲載していくコンテンツです。WEB
サイトの立ち上げ時のフェイズでは、過去の例をリストアップしていき、公開後の運用フェイズでは実際の質問内容などを随時追加していくようにすると効果的です。ポイントとしてはユーザーがサービス・商品について一番気になる内容(追加費用やサポート内容、商品の機能やスペックなど)をユーザー視点で考える事が大事だと思います。ユーザーが問い合わせるかどうかの一押しになるコンテンツと言えるでしょう。
トピックス・ブログ
商品・サービスに関する最新情報やキャンペーンといったイベントなどを随時追加していけるコンテンツです。常にWEBサイトでフレッシュな情報を追加していくことはユーザーのリピートを促進するばかりではなく、SEOにも効果的です。大事なのは何よりもスピードや事細かな説明であると思います。
スタッフ紹介
例えば、商材がサービスである場合、商品はスタッフである人といえます。実際にそのサービスを申し込むとなれば、どのような人が来るのかは気になるところです。スタッフの笑顔で会社の印象を良くすることは、企業イメージの向上にも繋がります。
フローチャート
商材が商品である場合はお問い合わせから商品が届くまでの流れ、商材がサービスの場合はお問い合わせからサービス完了までの流れといったような商材がユーザーに届くまでの流れはユーザーが商品又はサービスを手に入れる経験を促進する効果があると同時に、どのような形でステップを踏んでいくのかが分かり不安を軽減する効果があります。「流れがイレギュラーなケースが多いよ」という場合でも、基本の流れを掲示しておくことは大事であると私は考えています。
提携企業・取引先の紹介
スタッフ紹介と似ているようですが、若干意図する目的が異なります。提携企業・取引先を紹介する事は、提携企業・取引先の宣伝にもなりますし、ユーザーが自社がどのような提携企業・取引先があるのかを知ることができるので、信頼のある企業であればあるほど安心感が生まれます。また、提携企業・取引先を宣伝することにより、提携企業・取引先からビジネスチャンスが生まれる事も考えられます。逆に提携企業・取引先の信用度が低い場合はデメリットにもなりえる事も意識しておかなければなりません。
比較ページ
リフォームで例えるとビフォー&アフターであったり、他社製品との比較などをする事で、自社の商材の長所、現状からサービスを受けるにあたってのメリットなどが分かりやすくユーザーに伝わります。ポイントとしては良いことばかりを書くのではなく、デメリットや短所なども含める事で逆に信用度が上がることもあります。
カスタマーレビュー
アマゾンなどで見られるカスタマーレビューや、お客様から直接頂いたお便りや写真を掲載することは自社のサービス・商品に絶大な安心感をユーザーに与えます。問題はレビューを頂く仕組みづくりにあります。ユーザーがわざわざコメントを寄せるにはそれなりのサービス・商品の満足感などがないと得られないケースが多いからです。特にカスタマーの個人情報を掲載するのは非常に難しいと言えます。

他にも色々なコンテンツがあるかとは思いますが、また効果があったと結果の出たコンテンツや汎用的に使えるなというサイトがあれば追加でリストアップしていこうと思います。また「こんなコンテンツどう?こういう効果が期待できそうなんだけど」みたなのがあればコメント頂ければありがたいです。