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クライアントワークで理論的な裏付けは効果的

2007年7月29日

ワイヤーフレームなどで作成したレイアウトをクライアントに説明する際には、なぜこのレイアウトを採用したのか、なぜこのコンテンツをこの場所に持ってきたのかという、理論的な裏付けの説明をすることによってクライアントに納得してもらいやすくなり、OKを出してもらいやすくなります。そこでクライアントワークにおいて何故デザインに対する理論的な裏づけが必要なのか考えてみようとおもいます。

たとえば、トップページのサイドメニューを右側にして、コンテンツを左側にするのはなぜかというと、「ユーザは”F”の文字 のように横に二本、縦に一本の軌跡を描くような軌跡をとってサイト読むことが多いので、一番見てもらいたいメインコンテンツを左に持ってくるんです。」という理論の裏付けをします。

「中の階層ページはユーザーがメニューを見つけやすい位置にメニューを持ってくることによってユーザーがサイト内を移動しやすくなるんです。」といった具合です。

なんとなくの感覚でデザインしたり、レイアウトを決めた時でも、クライアントのなぜこうなの?といった質問に即答で理論的な裏づけを説明することが、クライアントを安心させることに繋がってきます。

レイアウトやデザインって結構なんとなくで決めることって多いと思いますけど、なぜこうなのかという説明をする事や、なぜこのデザインなのかをデザイナーからヒアリングしたりといった事を、常日頃から心がけることが大切なんだなと思います。