Facebookマーケティングのまとめ
2011年5月27日
自分でリサーチした情報や、セミナーなどを通して得た情報を元にFacebookを活用してのマーケティング手法などをまとめてみたいと思います。
この記事の内容
Facebookマーケティングで大切なキーワード
パーミッションマーケティング
ユーザーの許可を得て行うマーケティング活動。 Facebookの場合、「いいね!」を押してもらう事でユーザーの許可を得て、より信頼や安心感を得られた状態でのコミュニケーションを行う事ができます。ですので、通常の一方的なメッセージを投げかけるマス的なマーケティングメソッドをそのまま行うとうまく機能しないこともあります。
エンゲージメント
ユーザーと企業との関係性の深さ度合。人間関係のようなものだと解釈しています。 Facebookの場合、コメントのやりとりや「いいね!」を押してもらうというアクションによってその関係性を構築できる。 人間関係でも挨拶したり、会話したりと何かのアクションを起こさないとなかなか人間関係が深まらないですからね。
ソーシャルメディアマーケティングで大切な5つの事
耳を傾ける
ユーザーの投稿や写真などを積極的に見る
話をする
ユーザーの投稿や写真にコメントを入れたり、メッセージのやり取りを行う
活気付ける
コンテストやイベントなどのプロモーションを行うことでユーザー同士の活動を活性化させる
支援する
ユーザーが知りたいと思うような有意義な情報を積極的に提供する
統合する
ユーザーの意見やアイデアを取り入れ、新しいものを生み出す活動がエンゲージを高める秘訣となる
運営計画を立てることが重要
上記の図のような3W1Hメソッドでの運営計画を立てる事が重要です。
運営フェーズごとのアクション
上記のようにフェーズごとに打つ手を決めることがコストダウンにつながり効果的なプロモーション活動を行う事ができる。
※図下の数字(○○人)はファン数を示しています。
ファン数やエンゲージメントを高めるには?
Facebook広告の出向
- Facebook広告(スポンサー広告として表示)
-
広告主が出向する広告形式になります。タイトル、画像、広告文を設定することができます。各ページの右側に表示されます。
- サムネイル画像:110×80(横×縦 単位:pix)程度が良いとされている
- タイトル:14文字
- 本文:135文字
- スポンサー記事
-
自分の友達がとある企業や団体との間にFacebookを介したやり取りが発生した場合に発生する広告。各ページの右側に表示されます。表示される記事の種類は、Facebookページの「いいね!」、アプリのやり取り、スポットへのチェックイン、Facebookページの投稿などがあった場合になります。
記事のタイプ- Facebookページのいいね!に関する記事
- Facebookページの投稿に関する記事
- Facebookページの投稿へのいいね!に関する記事
エッジランクを高める
友達のウォールの表示形式にはハイライトと最新情報という2つの形式があり、デフォルトではハイライトになっています。 ハイライトというのはFacebookが独自のエッジランクというスコアのアルゴリズムによって掲載の有無や順位が設定されています。 すなわち、「いいね!」を押してもうだけでは、エッジランクが低い場合、ウォールに表示されないという事もありうるのです。
エッジランクの仕組み
エッジランクを算出するアルゴリズムには大きく3つの仕組みがあります。
- 1.affinity score(アフィニティスコア, 親密度)
- その記事を見る人と作者とのあいだの親密度。あるフレンドに大量のFacebookメッセージを送ったり、その人のプロフィールをしょっちゅう見たりしていたら、その人との親密度は、たとえばここ数年話をしたこともない旧知の人よりも高い。
- 2.weight(ウェイト)
- エッジのタイプ別に与えられる重み。たとえば、コメントはLikeよりも重要など。
- 3.time(タイム)
- エッジの古い新しいを表す経過時間。古いエッジほど重要性が低いと見なされる。
参考:Facebook News Feedの記事を選ぶEdgeRankアルゴリズム F8で相当詳しく説明
インサイトの活用
- Facebookページ全体の訪問してくれたユーザー数、コメント、「いいね!」の数などを解析できる
- 投稿ごとのコメント、「いいね!」の数などを解析できる
上記のインサイトのデータを参考にコンテンツ作りを行うと効果的です。
例えば、投稿ごとコメント数やいいね!の数を一覧形式で見ることができるので、「いいね!」やコメント数の高い記事を参考にしてコンテンツを提供していくという手がエンゲージメントやエッジランクを高めるために効果的になります。
また閲覧数の急激な増加などが発生した際もインサイトで確認することができるので、どこからのトラフィックなのかがわかります。
どこからのトラフィックかを判明できれば、訪問元の対策や類似の入り口を増やすなど色々な対策を打つこともできるでしょう。
またカスタムタブなどのページであれば、GoogleAnalyticsなどの解析タグも計測可能なので、検索エンジンや外部サイトなどからの外部のトラフィックの解析も行うことが可能です。