検索キーワードの見つけ方
2006年9月10日
せっかくの日曜ってことで会社で借りてきた本の感想を書いてみようと思う。
『1億稼ぐ検索キーワードの見つけ方』っていうすごいタイトルの本w
けど内容はWEBマーケティングに通じる濃い内容でしたのでこれはぜひまとめとこうを思いました。
対象は主に個人事業主、中小零細企業向けって感じかな。検索キーワード広告において、でかい市場に勝負をかけずニッチワードを狙えという内容
内容を説明する前に基本となる広告キーワードでの1位表示におけるクリック率とコンバージョン率(成約率)についてある法則が成り立っているというポイントを押さえておかないといけない。
広告キーワードでの1位表示におけるクリック率とコンバージョン率(成約率)の法則
- クリック率・・・10%
- コンバージョン率・・・1%
これが成り立つ条件っていうのがあってここには記載しないけどぜひ本書を購入して読んでもらいたい。簡単にいうとニッチキーワードでありながら商品単価の高くない専門性のある商材で、かつ具体的なキーワードを選択するといった感じ。検索エンジンはオーバーチュアであること。Googleでは確立が多少低くなる。
次にキーワード選択についてクリティカルヒットを飛ばせるお得な?型というのがまとめられているそれは以下の類。
- タウンページ言葉:例)印鑑、結婚相談、人材派遣、宅配
- タウンページ言葉+地名:例)ハウスクリーニング ○○市
- 問題発生言葉:例)浮気、アスベスト
- 秘密にしたい言葉:例)転職、探偵
- 業界専門用語:例)ゴムライニング
- マニアックな趣味言葉:例)剣道、社交ダンス、射撃
- インターネット言葉:例)SEO,SEM
- 教育言葉:例)簿記3級講座
上記に+動作の言葉を追加して検索者の状況は簡単に推理できるアクション言葉が効果的
その他、競合他社との競争により現実問題としてクリティカルワードでも現実は難しいという点が事細かにまとめられていて非常に参考になるのでぜひ購入して読んでいただきたい。
今までの簡単な内約は以下参照
- 売れるキーワードがどんなものか知っておく
- 需要があってキーワードがどんなものか知っておく
- 参入したらかならず1位をとる
- 競争が激しくなっても耐えられるシナリオ(資金運用など)を用意しておく。
- 新規顧客を獲得できる商材を作ろう(化粧品会社のお試しセットのようなもの)
最後に、本を読んで知識を得たのに実行しないのはもったいないと思うので、簡単なシミュレーション方法を簡単にまとめてみるので、ぜひ本書を読んだあとに実際に実行してほしい。
キーワードアドバイスツール、入札価格チェックツールを用意してキーワードの需要と供給を探る。
そして自社のビジネスに置き換えてシミュレーション。計算方式は以下参照
- 予測月間広告費=キーワード検索数×0.1%(クリック率10%×コンバージョン率1%)
- 予測月間広告費=キーワード検索数×クリック率10%×入札単価1位の価格
- 予測月間粗利=成約数×(商品単価-原価)
- 予測月間収益=月間粗利ー月間広告費
詳しい説明、解説は本書参照。ぜひ実際に購入して実行しよう。