Adobe Expressが便利
2024年2月8日
これまでデザインツールはPhotoshopやillustratorを使っており、最近であればAdobe XDやFigmaを使っていたのですが、SNSの定型画像、動画を扱う際は不便な事がありました。また素材についてもストックフォトや近年であれば生成AIの画像を使いたいこともあるかと思います。そんな時はAdobe Expressがとても便利です。
また私の場合はデザインにかかる前の構成やラフデザインを作成する事が多いのでそういった用途でも便利だなと感じています。
ライセンス規約的にクライアントワークで使う制作会社のデザイナーよりは、インハウスで自社のコンテンツで利用されるデザイナーや広報担当者におすすめです。※ライセンス規約については最後に記載。
フォーマット
任意のサイズも作成できますが、各メディアのサイズを選べることが可能です。
生成AI
Adobe Fireflyのプロンプトによる画像生成とPhotoshopの新機能でもある生成塗りつぶしが使用できます。ちなみにCreative Cloud コンプリートプラン 100GBなら1000回まで高速生成可能。
便利な機能
手持ちの画像も使えますが、有料のプレミアムプランならAdobe Stockのロイヤリティフリーの写真、動画、音声も無料で利用できるようです。Creative Cloud コンプリートプラン 100GBでログインするとプレミアムメンバーとなっていました。
背景を削除
地味に便利なのがこの背景の削除機能です。ラフデザインを作成するときにパッと切り抜き画像を作れます。プロンプトによる生成塗りつぶしなど先進的な機能も使えます。
タイポデザイン
Adobeフォントも利用可能で、テンプレートもかない豊富にあります。私はあまり使いませんが簡単にロゴやPOPのデザインされたテキストを作りたい時に便利です。
コラージュの作成
グリッドに分かれたコラージュなども後から写真の組み換えなどが可能で簡単なものを作る際に便利です。
SNSの予約投稿
あとデザインツールではないのですが「SNSの予約投稿」も日々の運用で便利な機能などもあり使ってみたい機能です。
制作会社向けの商用利用の注意点
Adobeのフォントやストックフォトは商用利用は自社のコンテンツの利用という制限があるので、制作会社がクライアントワークの納品物として使用するのはNGです。