Excelでワイヤーフレームを作る
2009年9月5日
WEBサイトを設計する際、制作に入る前にステークスホルダーが情報を共有するためにワイヤーフレームを作ります。人によって作成するツールが違うと思いますが、僕はいつもFireworksで作っています。でも、小規模の案件の場合はExcelでワイヤーフレームを作ると結構便利なんですよね。
Excelで作ることの利点
ほとんどの場合、WEBサイトを受注する際にはクライアントから原稿を頂いて、それをワイヤーフレームに落とし込むと思います。クライアントからデータをもらうとき、ファイル形式はほとんどExcelかWordといったOfficeソフトだったりします。
なので、最初からワイヤーフレームをExcelで作ってクライアントに渡してあげることで、クライアントが原稿をワイヤーフレームに書きこむことができ、クライアントとワイヤーフレームを共同で編集することができます。パワーポイントでも良いのですが、おそらくExcelのほうが扱える人が多いと思います。
サイトの情報が固まれば、そのままそのExcelファイルをデザイナーに渡してあげることで、その情報を元にデザイン作成、コーディングに進めます。
要するに1つのファイルでクライアント・ディレクター・デザイナーが情報を共有することができるので作業効率をアップすることが出来るということです。
Excelでワイヤーフレームを作る例
こういう感じであらかじめテンプレートを作っておけば、かなり短時間でサクサク作れちゃいます。画面レイアウトだけはなかなか編集しにくいので、そこはデザイナーがレイアウト設計してあげたり、ディレクターが指示を出してあげれば良いと思います。
小規模案件で単価が低い場合、会社としてはやはり作業時間を案件に合わせて短縮しなければいけません。そういう時にExcelでワイヤーフレームを作ってみてはどうでしょうか。