最新SEO対策の動向と新しいアルゴリズム
2008年2月15日
最近のニュース記事で知った最新SEO対策の動向とGoogle独自の新しいアルゴリズムの仕組みをご紹介したいと思います。
YAHOO!カテゴリ登録サイトの上位表示
2008年1月終盤のYAHOOのアルゴリズムの変化によってYahoo!カテゴリ登録サイトが検索結果に占める割合が全体的に20%近く増加しているらしいです。YAHOOにおいてはYahoo!カテゴリ登録が最短でのSEO対策になっているようですね。
08年1月下旬のYahoo!アルゴリズム変更により急落したページの共通点とは?
リスティング広告において米国Google初のシェア低下
Googleの米国でのリスティング広告市場でのシェアがこの2年ではじめて減少したらしいです。Googleのユーザー層はどちらかたというとITリテラシーの高い層なので、広告をわざわざクリックするという行為を避けている傾向にあるのかもしれないですね。
米ネット広告市場、Googleのシェアがこの2年ではじめて減少【IDC市場調査】
検索結果の「鮮度」が変わる、Google “QDF”アルゴリズムの仕組み
通常のWEBサイトのキーワード適合性や、リンクの数や質といった要因に基づいて算出されたスコアによる評価とは別に、現時点でのホットなキーワードによってWEBサイトの鮮度を重要視するというQDF(query deserves freshness)という新しいアルゴリズムがあるそうです。
例えば、「冷凍餃子」で検索した際に、通常のアルゴリズムのスコアで有利な古くからあるWEBサイトよりも、より鮮度の高い新しいWEBサイトが上位表示される傾向にあるという事です。
このQDFを実感したのは、HTML5の草案が発表された時点で、当サイトのエントリーでの「HTML5のプレビュー」が以前は上位表示されていましたが、新しいブログ記事が新しい順に上位表示されていった例などで実感しました。
これらを考慮するとWEBサイト内で時事ネタを早い段階でリリースし続ける事が、GoogleにおいてのSEO対策に非常に効果的であると思われます。