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AdobeのAJAXライブラリSpryを使ってみた

2006年6月23日

AdobeからでたAJAXのフレームワークのチュートリアルを読んでみた。
ボリュームはPDFでだいたい40ページくらい。
これはなかなかほんまデザイナー向けやなって感じ。セッティングがめちゃくちゃ簡単。
とりあえずXMLのデータをリロードなしで読み込むってのがこのフレームワークの機能。
超簡単に説明すると
javascriptと2つ読み込んで、XMLをHeader内で定義する。ほんでデータを読みこむ所はSpry独自のタグでXMLの属性を指定してやれば読み込める。
後はCSSを使ってインターフェイスの変化をつけたり他のjavascriptライブラリを使って動的アクションをつければ、そこそこのインタラクティブなもんを作れるんじゃなかと思う。
今はまだAdobeの米国サイトでのみのベータ版やけど、そのうち正式版が出て、日本語のチュートリアルも出るようになる感じ。ゆくゆくはドリームウィーバのビアヘイビアみたいにAJAXが超簡単に組み込めるようになるらしい。
FLASHの方向性とかもそうだけど、だんだんとWEBがプログラム的になっていってるなぁって感じる。HTTMLのようなあいまいなマークアップからXMLにシフトしていくし、SEO的手法が常套手段になってきてテーブル組や情報をイメージで表現しなくなってきている。
プログラマーにとってこの業界のスピードはかなりつらいやろなぁって感じる。
つい数年前までパールやPHPや.ASPがもてはやされてたのにもうRUby on RailやPyphonといったAJAXとの関連性も高い超オブジェクト指向でめちゃくちゃ柔軟な言語がアメリカでは主流になってきている。
こういう記事を仕事の合間に読みながら自分の今してる”技術者”としての仕事のレベルの低さにすごい不甲斐なさを感じるのでした。