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HTMLメルマガの効果測定指数

2024年5月30日

HTMLメルマガの効果測定は基本的にはユーザーの反応(イベント)の指標を数値化することになります。
主なユーザーの反応(イベント)の指標は以下のものがあります。

この記事の内容

配信成功率

メールはメールアドレスの間違いやサーバの状況や受け手のセキュリティーの問題で届かないということも起こります。なのでメール配信に成功したかどうかという配信成功率をまずは確認します。
計算式は以下になります。

配信成功率=配信成功数÷配信数×100

平均的な配信成功率は98%といわれています。
ただ今後はGmailのセキュリティが上がったことから送信ドメイン認証(SPF、DKIM、DMARC)や配信解除機能の対応をしていない場合は配信成功率が下がってくる可能性があります。

開封率

ユーザーがメーラーなどのソフトでメールを開いたかどうかの率になります。
HTMLメルマガはまずは読んでもらわないことには話になりません。
初見で興味を持ってもらったかどうかの判断指数となります。
計算式は以下になります。

開封率=開封数÷配信数×100

平均的な開封率は20%といわれています。

クリック率(CTR)

本文内のリンクのクリック数も効果測定の有効な指標になります。
この数値が高いほどHTMLメルマガの効果が高いと判断することができます。
低い場合は読んではみたけど興味がなかったという判断指数になります。
計算式は以下になります。

クリック率(CTR)=クリック数÷配信成功数×100

平均的なクリック率は2%といわれています。
よりコンテンツ分析のみにフォーカスしたい場合は分母を開封数にすることで測定が可能です。

コンバージョン率(CVR)

HTMLメルマガのKGIとして「資料請求」や「イベント参加」などそれぞれゴールを設定している場合は、それらのゴールに誘導するフォームなどのリンクのクリック数をKPIとして設定することが多いと思います。
コンバージョンを何にするかの選定としては最終的なKPIにすることが一般的です。
計算式は以下になります。

コンバージョン率(CVR)=KPI数÷配信成功数×100

上記のような基本となる評価指数と合わせて配信解除数といった様々な指標をもとにHTMLメルマガの効果測定を行っていきます。