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PHPの勉強本を初心者が何を読んできたかの経緯

2009年7月1日

ぼくがPHPを勉強するにあたってよかったと思う書籍を紹介したいと思います。時系列に紹介していきますので、これからPHPを勉強しようと考えてる方の参考になればと思います。


PHPの絵本

PHPの絵本

まず最初に読んだ本はこの「PHPの絵本」でした。この書籍でははっきり言ってPHPを完全に理解することはできませんでしたが、関数のしくみなどをすべてイラスト図で解説してくれているので、内容がすごく頭に入りやすいというか、PHPのプログラミングを頭でイメージすることができるようになります。最初に手をつける本は頭でイメージを絵がけれる本が良いと思います。



SQLの絵本―データベースがみるみるわかる9つの扉
SQLの絵本

PHPをわかったところでデータベースの扱いを理解していないと結構困るケースが多いと思います。PHPからデータベースを操作する際のSQL文を勉強するのに、この書籍は最適です。また、システム設計する際にどういう風にデータベースを設計すればいいのかの基礎知識になるので、リレーショナルデータベースって何?ってぐらい初心者のぼくはこの本でデータベースの基礎を理解することができたと思います。これもデータベースを頭でイメージすることができるようになるという点でおすすめです。


この2冊を読み終えた段階では、はっきり言ってコードは組めません。ですが、PHPプログラミングのWEBアプリケーションってどういう風に作るのかを頭でイメージできるようになっているはずです。

PHPによるWebアプリケーションスーパーサンプル 第2版
PHPによるWebアプリケーションスーパーサンプル 第2版

PHPプログラミングを頭でイメージできるようになったら、その次は具体的なサンプルコードに徹底的に目を通します。「ログインの機能はどうやって作るのかな?」とか、「あの関数はどういう使い方をするのかな?」といった疑問が出てきたら全てサンプルコードを見て理解するように意識します。その際に参考になるのが、「PHPによるWebアプリケーションスーパーサンプル 第2版」です。かなり分厚い本で大量のソースコードの掲示とその解説をしてくれています。PHPの解説本のなかではこれが圧倒的な量のサンプルコードを記載してくれています



PHP 逆引きレシピ (PROGRAMMER'S RECiPE)
PHP 逆引きレシピ

この段階では、そろそろコードさえ見れば大方WEBアプリケーションの作りを理解できるようになっていると思います。ただ、実際に自分の手を動かさないかぎりは頭で理解していてもなかなか作ることはできません。この段階から何かしらのWEBアプリケーションを実際に作る作業に入ったほうがいいと思います。そんなときに、逆引き的な書籍があれば、ネットで調べる手間より早く解決できるので※(ネットで調べると、くせのあるコードだったり、情報が古かったりするリスクが伴うのです。)この「PHP逆引きレシピ」がお勧めです。この書籍は先月出たばかりの比較的新しい書籍なのでPHP5準拠の最新の指南書であると思います。

このような感じでぼくは1.2ヶ月くらいでなんとなくPHPを理解できるようになりました。後はただひたすら手を動かすことだけのように思います。これからPHPを勉強しようという方の参考になればと思います。